- 近年、家族の介護をしながら働く方が増加傾向にあります。また、総務省の調査によると、家族の介護や看護を理由とする離職者は、国内で年間約10.6万人(令和3年10月から令和4年9月まで)にのぼり、介護離職は身近な問題となっています。
介護離職は、従業員本人にとってキャリアの中断や経済的な損失につながるだけでなく、事業者にとっても貴重な人材を失うことになります。 - 介護は誰もが直面しうるものです。
働くケアラーが孤立し、離職することを防ぐためには、介護に直面した従業員が「制度を利用すれば働き続けることができる」と感じられる仕組みや風土を整えることが重要です。
このため、県では、令和6年度に介護離職防止に向けた事業者への支援ツールを作成するとともに、ワークサポートケアマネジャーをモデル事業者に派遣しましたので、ぜひ参考にしてください。
介護離職防止の手引き及びセルフチェックシート
介護離職防止の手引き
介護離職を防止するために、事業者と従業員それぞれがどのように取り組むべきか、セルフチェックシートの活用方法を紹介しながら具体的に解説しています。
セルフチェックシート
経営者・人事担当者の方向け
介護離職防止に向けた取組の現状を把握し、適切な支援策を講じるためのシートです。
従業員の方向け
介護に直面した時に知っておくべきことなどに気付くためのシートです。
どなたでも簡易的に使用できるシートAと、より詳しく課題を整理したい方向けのシートB、Cがあります。
従業員用セルフチェックシートA[PDFファイル/225KB]
従業員用セルフチェックシートA[Wordファイル/592KB]
従業員用セルフチェックシートB・C[PDFファイル/702KB]
従業員用セルフチェックシートB・C[Wordファイル/41KB]
従業員用セルフチェックシートB・C(回答用紙)[PDFファイル/361KB]
従業員用セルフチェックシートB・C(回答用紙)[Excelファイル/23KB]
ワークサポートケアマネジャー派遣事業
ワークサポートケアマネジャーとは
- 従業員等が家族等の介護をしながら意欲的に働けるようサポートする、介護と労務関連法令両面の知識を持った専門職で、日本介護支援専門員協会の認定資格です。
従業員向けの介護離職防止セミナーの開催、個別相談支援、介護離職防止策の企画・運用のアドバイスなど、事業者のニーズに応じた支援を行っています。 - 参考:ワークサポートケアマネジャー総合ページ(一般社団法人 日本介護支援専門員協会ホームページ)
令和6年度モデル事業者への派遣事例
仕事と介護等の両立に向けた環境整備に取り組む事業者を支援するため、令和6年度、ワークサポートケアマネジャーをモデル的に派遣しました。その派遣事例を紹介します。
- 令和6年度長崎県ワークサポートケアマネジャー派遣事業 チラシ
(ワークサポートケアマネジャーのモデル派遣は終了しました)
事例4 株式会社 リベルケア九州[PDFファイル/276KB]
事例7 株式会社 イシマル五島[PDFファイル/211KB]
事例9 株式会社 ぷらすキッズ[PDFファイル/232KB]
事例10 株式会社 KANRO[PDFファイル/245KB]
(敬称略、順不同)
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- 長寿社会課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3番1号 - 電話番号 内容に応じて各班へご連絡ください。企画指導班(095-895-2431)、地域包括ケア推進班(095-895-2434)、施設・介護サービス班(095-895-2436)、介護人材確保推進班(095-895-2440)
- ファックス番号 095-895-2576